Ghostscript Driver 説明書 目次 1 使用許諾契約について 2 製品説明 3 サポートプリンタ情報 4 ファイル構成 5 インストール方法 6 使用方法 7 注意事項、制限事項 8 謝辞 9 変更履歴 1 使用許諾契約について "GS Laser Printer Driver for Linux" は、GNU General Public License (GPL) に 基づき頒布されるものです。 GNU General Public License (GPL)の全文については、COPYINGファイル、または、 下記のサイトを御参照ください。 http://www.fsf.org/licenses/gpl.html. なお、本ソフトウェアは全くの無保証となります。商業可能性の保証や特定の目的への 適合性等、一切の保証をおこないませんのでご了解下さい。 (詳細はGPLをご覧下さい) 2 製品説明 本ドライバは Ghostscript 7.05 で EPSON Color Laser Printerのカラー印刷 およびEPSON Laser Printerのモノクロ印刷をするためのデバイスドライバです。 3 サポートプリンタ情報 本ソフトウェアがサポートするプリンタ製品を以下に記載します。    ・セイコーエプソン株式会社製カラーレーザープリンタ    ・セイコーエプソン株式会社製モノクロレーザープリンタ      ※サポート機種につきましては、「6 使用方法 ・デバイスの指定」       を御参照ください。 4 ファイル構成 ghostscript-7.05-32.1ep3.1.4.i386.rpm バイナリー・パッケージ ghostscript-7.05-32.1ep3.1.4.src.rpm ソース・パッケージ eplaser-3.1.4-705.tgz ソースファイル readme-eplaser-705.euc 操作説明書 5 インストール方法 例として、GS Laser Printer Driver Ver3.1.4のインストール手順を示します。 (1).... rpmファイルのインストール方法 本rpmパッケージはバージョン4 RPMパッケージとなっています。 バージョン4 RPMのパッケージはRedHat6.2へインストールできません。 rpmコマンドを実行するとインストール完了です。 ----------------- # rpm -ivh ghostscript-7.05-32.1ep3.1.4.i386.rpm ----------------- 依存性のエラーが出る場合は、以下のコマンドを実行してください。 ----------------- # rpm -ivh --replacefiles ghostscript-7.05-32.1ep3.1.4.i386.rpm ----------------- 注)conflicts が発生してインストールできない場合は、 conflicts が発生しているパッケージを一旦削除してください。 →「(4).... インストール後の設定」へお進みください。 (2)....srpmファイルでのインストール方法 本srpmパッケージはバージョン4 RPMパッケージとなっています。 バージョン4 RPMのパッケージはRedHat6.2へインストールできません。 以下のコマンドを実行すると/usr/src/redhat/RPMS/i386 ディレクトリに rpmファイルが作成されます。 ----------------- # rpm --rebuild ghostscript-7.05-32.1ep3.1.4.src.rpm ----------------- "(1).... rpmファイルのインストール方法" を参照してインストールを 行ってください。 →「(4).... インストール後の設定」へお進みください。 (3)....tgzファイルでのインストール方法 ここで説明するインストール方法は、ghostscript-7.05、ghostscript-6.52 または ghostscript-5.50がコンパイルできている環境が必要となります。 ソースファイルを展開して、ghostscript-7.05、ghostscript-6.52 または ghostscript-5.50を再コンパイルします。 STEP 1 tgzファイルを ghostscript のソースディレクトリにコピーします。 ----------------- gs7.05の場合 # cp eplaser-3.1.4-705.tgz /usr/src/redhat/BUILD/ghostscript-7.05/src/ gs6.52の場合 # cp eplaser-3.1.4-705.tgz /usr/src/redhat/BUILD/ghostscript-6.52/src/ gs5.50の場合 # cp eplaser-3.1.4-705.tgz /usr/src/redhat/BUILD/gs5.50/ ----------------- STEP 2 ghostscript のソースディレクトリに移動します。 ----------------- gs7.05の場合 # cd /usr/src/redhat/BUILD/ghostscript-7.05/src/ gs6.52の場合 # cd /usr/src/redhat/BUILD/ghostscript-6.52/src/ gs5.50の場合 # cd /usr/src/redhat/BUILD/gs5.50/ ----------------- STEP 3 tgzファイルを 展開します。 ----------------- # tar xvfz eplaser-3.1.4-705.tgz ----------------- eplaser-3.1.4ディレクトリと gdevescv.c、gdevesmv.c、gdevescv.hが 参照できるようになります。 STEP 4 gdevescv.mak を contrib.mak に追加します(カラー印刷をする場合) ----------------- gs7.05の場合 # cat eplaser-3.1.4/gdevescv7.mak >> contrib.mak gs6.52の場合 # cat eplaser-3.1.4/gdevescv6.mak >> contrib.mak gs5.50の場合 # cat eplaser-3.1.4/gdevescv5.mak >> contrib.mak ----------------- gdevesmv.mak を contrib.mak に追加します(モノクロ印刷をする場合) ----------------- gs7.05の場合 # cat eplaser-3.1.4/gdevesmv7.mak >> contrib.mak gs6.52の場合 # cat eplaser-3.1.4/gdevesmv6.mak >> contrib.mak gs5.50の場合 # cat eplaser-3.1.4/gdevesmv5.mak >> contrib.mak ----------------- STEP 5 Makefile の DEVICE_DEVS に lp8200c.dev、lp8700.devといった 使用可能なデバイスを追加します。 例えば DEVICE_DEVS2=$(DD)lp8200c.dev $(DD)lp8700.dev ----------------- # vi Makefile ----------------- STEP 6 ghostscript をコンパイルし、インストールします。 ----------------- # make # make install ----------------- (4).... インストール後の設定 lprのフィルタとして利用する場合は、/etc/printcap の設定を行い、適切な ghostscript用のフィルタを作成することが必要です。 設定例(printcap) 1 LP8200C:\ 2 :lp=/dev/lp0:\ 3 :sh:\ 4 :if=/usr/local/bin/filter8200C:\ 5 :sd=/var/spool/lpd/LP8200C:\ 6 :mx#0:   1:プリンタ名   2:プリンタポートの指定   3:カバーシートの抑制   4:入力フィルタの指定   5:スプールディレクトリの指定   6:スプールする最大ファイルサイズの指定(0を指定すると無制限) ※保存後、lpc restart all として lpdをリスタートしてください。 失敗する場合には /etc/rc.d/init.d/lpd restart を実行してください。 設定例(filter8200C) 1 #!/bin/sh 2 /usr/bin/gs -q -dNOPAUSE -dBATCH -sDEVICE=lp8200c -sPAPERSIZE=a4 -sOutputFile=- - ※保存後、chmod a+x filter8200C として実行権限を与えてください。 6 使用方法 使用例 (input filterを使って出力する例) # lpr -PLP8200C tiger.ps 使用例 (input filterを使わずに出力する例) # gs -dNOPAUSE -dBATCH -sDEVICE=lp8200c -sPAPERSIZE=a4 \ -sOutputFile=- tiger.ps | lpr -Plp1 (注)lp1はinput filterを設定しないプリンタとして、 /etc/printcap に登録されているものとします。 ・デバイスの指定 -sDEVICE オプションで以下のモデルを指定できます。 ・LP-9800C -sDEVICE=lp9800c ・LP-9500C -sDEVICE=lp9500c ・LP-9000C -sDEVICE=lp9000c ・LP-8800C -sDEVICE=lp8800c ・LP-8500C -sDEVICE=lp8500c ・LP-8300C -sDEVICE=lp8300c ・LP-8200C -sDEVICE=lp8200c ・LP-8000C -sDEVICE=lp8000c ・LP-3000C -sDEVICE=lp3000c ・LP-9600S -sDEVICE=lp9600s ・LP-9600 -sDEVICE=lp9600 ・LP-9400(R) -sDEVICE=lp9400 ・LP-9300 -sDEVICE=lp9300 ・LP-9100(R) -sDEVICE=lp9100 ・LP-9000B -sDEVICE=lp9000b ・LP-8900(R) -sDEVICE=lp8900 ・LP-8700(R) -sDEVICE=lp8700 ・LP-8600FX(N) -sDEVICE=lp8600f ・LP-8600 -sDEVICE=lp8600 ・LP-8400FX(N) -sDEVICE=lp8400f ・LP-8300F -sDEVICE=lp8300f ・LP-8100(R) -sDEVICE=lp8100 ・LP-7900(R) -sDEVICE=lp7900 ・LP-7700(R) -sDEVICE=lp7700 ・LP-7500(R) -sDEVICE=lp7500 ・LP-2500 -sDEVICE=lp2500 ・LP-2400 -sDEVICE=lp2400 ・LP-2200 -sDEVICE=lp2200 ・LP-1900(N) -sDEVICE=lp1900 ・LP-1800 -sDEVICE=lp1800 ・プリンタ解像度の選択 (デフォルトは 600dpi) -r オプションにてプリンタ解像度を選択できます。 -r300 -r300x300 300dpi -r600 -r600x600 600dpi -r1200 -r1200x1200 1200dpi (注)1200dpiは解像度1200dpiを持つプリンタのみ可能。 ・給紙トレイの選択 (デフォルトは自動選択) -dManualFeed にて手指しを選択できます。 ・給紙装置の選択 (デフォルトは自動選択) -dCasset オプションにてカセットを指定できます。 -dCasset=2 (注)カセットを指定 (1−15) 給紙トレイ選択 (手指しを指定する) が指定されている場合、無効。 ・排紙トレイの選択 (デフォルトはフェイスダウン) -dFaceUp によりフェイスアップトレイを選択できます。 (注)フェイスアップトレイを持つプリンタのみ可能。 ・部数印刷 (デフォルトは 1部) -dNumCopies、-dCollate により部数印刷を指定できます。 (NumCopiesの指定範囲は 1−999) 例)-dNumCopies=3 -dCollate 部単位で3部印刷することができます。 -dNumCopies=3 ページ単位で3部印刷することができます。 (注1)DEVICE=lp8000c,lp1800 では、部数印刷は未サポート。 (注2)DEVICE=lp8200c では、オプションHDD装着時の場合、部単位印刷が 可能です。 -dNumCopies=3 -dCollateを指定した場合、1,2,3,1,2,3,1,2,3 と部単位 印刷が行えます。 オプションHDDが未装着の場合には、部単位印刷は行えません。 (注3)DEVICE=lp9400 では、オプションHDD装着時またはメモリ増設により 部単位印刷が可能です。 -dNumCopies=3 -dCollateを指定した場合、1,2,3,1,2,3,1,2,3 と部単位 印刷が行えます。 オプションHDDが未装着、メモリが十分にない場合には、部単位印刷は 行えません。 (注4)DEVICE=lp9500c,lp8800c,lp8500c,lp8300c,lp3000c では、オプション HDD装着時またはメモリ増設により部単位印刷が可能です。 -dNumCopies=3 -dCollateを指定した場合、1,2,3,1,2,3,1,2,3 と部単位 印刷が行えます。 オプションHDDが未装着、メモリが十分にない場合には、部単位印刷は 行えません。 (注5)DEVICE=lp8900,lp8700,lp8600f,lp8400f,lp8300f,lp8100,lp7900,lp7700, lp7500,lp2500,lp2400,lp2200,lp1900 では、メモリ増設により部単位印刷が可能です。 -dNumCopies=3 -dCollateを指定した場合、1,2,3,1,2,3,1,2,3 と部単位 印刷が行えます。 メモリが十分にない場合には、部単位印刷は行えません。 ・用紙の種類 (デフォルトは普通紙) -sMediaType オプションにて用紙の種類を指定できます。 -sMediaType=TRANS TRANSPARENCY:OHP -sMediaType=THICK THICK:厚紙 (注)TRANS、THICKを指定した場合、フェイスアップトレイのあるプリンタは 排紙トレイの選択に関わらずフェイスアップトレイに出力されます。 ・RIT制御 (デフォルトは ON) -dRITOff にてRIT制御をOFFできます。 ・用紙方向 (デフォルトはパネル設定) -dLandscape にてランドスケープを指定できます。 ・トナーセーブ (デフォルトはパネル設定) -dTonerSaving にてトナーセーブを指定できます。 ・両面印刷(デフォルトはパネル設定) -dDuplex にて両面印刷を指定できます。 (注)両面印刷ユニットを装備しているプリンタのみ、両面印刷の 機能が使用できます。 ・綴じ方向(デフォルトはパネル設定) 両面印刷を指定した場合、-dTumble にて短辺綴じを指定できます。 ・用紙サイズ(デフォルトはA4サイズ) -sPAPERSIZE にて用紙サイズを指定できます。 -sPAPERSIZE=a3 A3 -sPAPERSIZE=a4 A4 -sPAPERSIZE=a5 A5 -sPAPERSIZE=b4 B4 -sPAPERSIZE=b5 B5 -sPAPERSIZE=letter Letter -sPAPERSIZE=halfletter Half Letter -sPAPERSIZE=legal Legal -sPAPERSIZE=11x17 Ledger(B) -sPAPERSIZE=flsa, flse, glg Government Legal -sPAPERSIZE=glt Government Letter -sPAPERSIZE=postcard Japanese Postcard(はがき) -sPAPERSIZE=envyou4 Japanese Envelope(洋形4号) (注1)使用できる用紙サイズは、各プリンタで対応している用紙および gs_statd.ps に定義のある用紙となります。 (注2)アプリケーションで用紙サイズを決定できるものは、本ドライバ の用紙サイズと設定を合わせて下さい。 7 注意事項、制限事項 (1) アプリケーションで用紙方向を選択できるもので、横方向を選んで印刷した場合 印刷結果の右端が崩れる場合があります。 用紙方向は縦でお使いください。 (2) LP-8200C、LP-8500C、LP-8300C、LP-8800C、LP-9500C、LP-9800Cの給紙トレイにおいて A4、LT(letter)をセットする場合、搬送方向に対し横長にセットしてください。 縦長にセットした場合、印刷結果が切れる場合があります。 8 謝辞 本ドライバの作成にあたり、gdevlips(作者 大森紀人さん)を参考にさせて 頂きました。 9 変更履歴 Fri Jun 11 2004 Version 3.1.4 LP-9800C対応 Fri Dec 5 2003 Version 3.1.3 LP-2500、LP-9000C、LP-9000B対応 Fri Oct 31 2003 Version 3.1.2 Ghostscript 7.05-32.1対応 Wed Jul 30 2003 Version 3.1.1 LP-9100(R)、LP-7900(R)対応 Tue Jul 29 2003 Version 3.1.0(評価版) 用紙サイズ追加(GLG)/修正(GLT) Ghostscript 7.05-20.1対応 Fri Jan 3 2003 Version 3.0.6 LP-9500C対応 Ghostscript 6.52-9.4対応 Tue Aug 20 2002 Version 3.0.5 Ghostscript 6.52対応 Wed Juy 3 2002 Version 3.0.4 LP-2400、LP-7500(R)対応 Tue Apl 16 2002 Version 3.0.3 海外機の対応 Mon Mar 11 2002 Version 3.0.2 LP-8900(R)、LP-7700(R)対応 J版、EN版の統合 Thu Dec 13 2001 Version 3.0.1 LP-8800C対応 Fri Jun 22 2001 Version 3.0.0 Ghostscript 6.51対応 Thu Oct 11 2001 Version 2.0.6 LP-2200対応 Thu Aug 23 2001 Version 2.0.5 LP-9400対応 Fri Jun 22 2001 Version 2.0.4 LP-8700(R)、LP-8100(R)対応 Mon Jan 29 2001 Version 2.0.3 モノクロ印刷において TeXで作成された文書中の罫線、下線が印字 できない不具合に対応 Thu Sep 28 2000 Version 2.0.2 LP-1900、LP-1800対応 Wed Sep 20 2000 Version 2.0.1 LP-3000C、LP-8500C、LP-8300Cおいて、Duplex指定の有無に関わらず 両面印刷される不具合を対応 Tue Sep 18 2000 Version 2.0.0 LP-8600FX(N)/8400FX(N)/LP-8300F対応 Thu Sep 5 2000 Version 1.2.1 LP-8300C対応 Thu Aug 24 2000 Version 1.1.1 LP-8500C対応 Tue Aug 10 2000 Version 1.1.0 LP-3000C対応 Mon Jul 31 2000 Version 1.0.0 New release 以上