NAME bjorb.conf - bjorb 設定ファイル SYNOPSIS bjorb.conf DESCRIPTION 以下のオプションを指定できます。 log_level (default is 0) ログ出力レベルを指定します。 0 - エラーメッセージのみ出力 1 - ワーニングも出力 2 - プログラムデバッグ情報を出力 3 - 通信デバッグ情報を出力 ただし、bjorb が NO_DEBUG オプション付きでコンパイルさ れている場合は、2, 3 はデバッグ情報を出力しません。 read_timeout (default is 0) 通信が nsec 秒間途絶えた時、コネクションを切断します。 0 を指定すると、タイムアウトは発生しません。 access_log | syslog[:] (default is none) アクセス情報を出力するファイルを指定します。 access_log を指定しないと、アクセス情報は出力されませ ん。 ファイル名でなく、 "syslog" を指定するとsyslog出力を行 ないます。デフォルトでは LOG_LOCAL0 へ出力を行ないます が、syslog:LOG_LOCAL1 のように他の facility へ変更でき ます。 出力レベルは LOG_INFO です。 例) access_log /var/log/bjorb.log access_log syslog access_log syslog:LOG_LOCAL1 さらに、/etc/syslog.conf に下記のようなエントリを 追加してください。 local0.info /var/log/bjorb.log error_log | syslog[:] (deafult is stdout) エラー、警告、デバッグ情報などを出力するファイルを指定 します。省略すると、標準エラー出力にこれらの情報が出力 されます。 ファイル名でなく、 "syslog" を指定するとsyslog出力を行 ないます。デフォルトでは LOG_LOCAL0 へ出力を行ないます が、syslog:LOG_LOCAL1 のように他の facility へ変更でき ます。 log_level 0 で表示される障害メッセージは LOG_ERR で、 log_level 1 で表示されるwarning メッセージは LOG_WORN、 log_level 2 以上で表示されるデバッグメッセージは LOG_DEBUG レベルで出力されます。 例) error_log /var/log/bjorb-err.log error_log syslog error_log syslog:LOG_LOCAL1 さらに、/etc/syslog.conf に下記のようなエントリを 追加してください。 local0.warn /var/log/bjorb.error local0.debug /var/log/bjorb.debug accept [:] [with ] options := SSL, VERIFY クライアントからの接続要求を受けるインタフェースとポー ト名を指定します。 interface には ホスト名や IP アドレスが指定できます。 interfece を省略すると、そのマシンのすべてのインタフェー スで接続要求を受け付けます。 以下のオプションを指定できます。 SSL - クライアントから SSL で接続要求を受ける。 CA_cert_file を併せて指定しなければならない。 VERIFY - 認証された証明書を持つクライアントからのみ接 続要求を受け付ける。 CA_cert_path を併せて指定する必要がある。 connect : [with ] [from ] options := SSL, VERIFY accept した接続をどのサーバへ中継するかを指定する。 複数行の connect を指定すると、ラウンドロビン機能が働き、 接続要求の度に異なるホストへ中継し、サーバ側の負荷分散 を図る。 2つ以上のインタフェースを使用していたり、1つのインタ フェースに2つ以上のIPアドレスを設定している時、from を指定することで、相手と接続するインタフェースを指定で きる。 以下のオプションを指定できる。 SSL - サーバへ SSL で接続する。 VERIFY - サーバを認証する。 client_cert_file で指定した認証書を署名した サーバでなければ接続を中断する。 client_cert_file を併せて記述する必要がある。 service_type := "SSL Telnet" | "SSL Telnet or Telnet" デフォルトでは透過的な中継を行ないますが、 このオプションを指定することで、特定のサービス向けの 処理を行ないます。 "SSL Telnet" を指定すると、クライアントとの接続時に クライアントが SSL暗号化機能をサポートしているかどうか を確認し、サポートしている時は SSL で接続を行ないます。 サポートしていない時は接続を拒否します。 "SSL Telnet or Telnet" はクライアントが SSL をサポート していないとき、通常の telnet でサーバへ中継します。 entry { ... } それぞれの中継サービスについて記述する。 例) SSLで暗号化された telnet を復号化して組織内のサー バへ中継する。 entry "SSL Telnet" { service_type "SSL telnet" accept 8023 with SSL connect internalhost:telnet } [性能に関する設定] max_connection (default is 100) 1プロセスで accept を行なう接続数を指定します。 2以上を指定した場合、クライアントから接続されると クライアント処理用の子プロセスを生成し、親プロセスは 再び接続待ち状態に戻ります。 1を指定した場合は子プロセスを生成せず、自プロセスが クライアントを処理します。 spare_servers (default is 1) 1つのポートに対して接続待ちを行なうプロセス数を指定し ます。 そのポートの最大接続数は max_connection x spare_servers の値になります。 do_fork (default is depend on max_connection) TRUE を指定すると、プロセスがクライアントからの接続要 求を受けた時、そのセッションを処理するための子プロセス を生成し、親プロセスは再び接続待ちに戻ります。 そのため、接続の度に子プロセスを生成する時間が発生しま す。 FALSE を指定すると、子プロセスを生成せずに、自分でセッ ションを処理します。プロセス生成時間を省くことができま すが、セッションが終了するまで、そのプロセスは接続要求 を処理できませんので、あらかじめ spare_servers でたく さんの接続待ちプロセスを生成しておく必要があります。 同時接続数を大きくするほどプロセスをたくさん生成してお かなければならないため、メモリを消費します。 性能とメモリ使用量とのトレードオフにより、設定は2つの パターンに分けられます。 例1) 同時接続数は最大 10。 常に 10 プロセスが走っている。 spare_servers 10 do_fork false 例2) 同時接続数は最大 10。 最低 2 プロセスが走っている。 全く同時に 2 つの接続要求を処理でき、一方が接続要 求を受けて子プロセスを生成している間に新たな接続 がきた場合、もう一方が接続要求を受けることができ る。 spare_servers 2 max_connection 5 do_fork true [セキュリティに関する設定] allow [ - ] [ / ] deny [ - ] [ / ] := | | := | := "ALL" | "NONE" IP アドレスやネットワーク単位でのアクセス制御を行ないます。 例1) bar.foo.com というホストからのアクセスのみ許可 deny all allow bar.foo.com ex2) 172.16/16 のネットワークからのアクセスのみ許可 deny all allow 172.16.0.0/255.255.0.0 or deny all allow 172.16.0.0/16 ex3) 172.16/16 〜 172.31/16 からのアクセスのみ許可 ただし、172.16.0.* は拒否する deny all allow 172.16.0.0/16 - 172.31.0.0/16 deny 172.16.0.0/24 deny_wait (default is 3) クライアントからのアクセスを拒否したとき、 接続を切る前に指定した秒数 wait します。 CA_cert_file CAサーバのPEM形式証明書のファイル名を指定します。 accept で SSL を使用する場合、これを指定しなければなり ません。 CA_cert_path accept で verity を行なう場合はこれを指定しなければな りません。 client_cert_file クライアントのPEM形式認証書のファイル名を指定します。 サーバ側で verify を行なっている場合、これを指定しなけ ればなりません。 CA_make [, [, ]] CA認証書を用意せずに SSL を利用するためのオプションです。 bjorb 起動時に簡易認証書を自動生成します。 name にはCAの名前を記述します。 days には簡易認証書の有効期間を設定します。デフォルト は 365 日。 bits にはRSA鍵のサイズを指定します。鍵サイズが大きいほ ど解読が困難になりますが計算時間がかかります。 512, 1024, 2048 などが指定でき、デフォルトは 512 ビット。 CA_make を使用すると accpet に SSL を指定できるように なりますが、VERIFY は指定できません。