Info file: antenews-jp, -*-Text-*- produced by `texinfo-format-buffer' from file `antenews-jp.texi' using `texinfmt.el' version 2.32 of 19 November 1993.  File: antenews-jp, Node: Top, Next: Basic Changes, Up: (dir) Version 19 Antenews(Version 19予告) *********************************** 本章では不十分ではあるがリリースを見込んで、Emacs 19の新しい機能を述べる。 これを含めるのは、Emacs 19が出ると同時にバージョン18のマニュアルが時代遅 れにならないようにするためである。本リストでは`The GNU Emacs Manual'に含 まれる機能だけを述べる。Emacs Lispに関連する変更は、次版の`The GNU Emacs Lisp Manual'で解説する。 * Menu: * Basic Changes:: 全ユーザが知るべき変更点。 * New Facilities:: 全ユーザに知って欲しい変更点。 * Binding Changes:: 普通のコマンドで、移動したもの。重要! * Changed Commands:: 普通のコマンドで、新しい特徴を持つもの。重要! * M-x Changes:: `M-x'で実行するコマンドの変更点。重要! * New Commands:: 追加されたコマンドで、 沢山のユーザに使って貰いたいもの。 * Search Changes:: 段階的検索での変更点。幾つかは重要。 以降の変更点は、特に興味が無ければ無視しても全く構わない。 * Filling Changes:: Changes in fill commands. * TeX Mode Changes:: Changes in the commands for editing TeX files and running TeX. * Shell Changes:: Major changes in all the modes that run subprograms. * Spell Changes:: These commands now use ispell instead of spell. * Tags Changes:: Changes in Tags facility. * Mail Changes:: Changes in both Sendmail mode and Rmail mode. * Info Changes:: New commands in Info. * Dired Changes:: Powerful new features in Dired. * GNUS:: An alternative news reader. * Calendar/Diary:: The calendar feature now lets you move to different dates and convert to and from other calendars. You can also display related entries from your diary file. * Version Control:: A convenient interface to RCS or SCCS. * Emerge:: A new feature for merging files interactively. * Debuggers:: Running debuggers (GDB, DBX, SDB) under Emacs. * Other New Modes:: Miscellaneous new and changed major modes. * Key Sequence Changes:: You can now bind key sequences that include function keys and mouse clicks. * Hook Changes:: Hook variables have been renamed more systematically.  File: antenews-jp, Node: Basic Changes, Next: New Facilities, Prev: Top, Up: Top Basic Changes(基本部変更点) =========================== 変更を行ったのは、Emacsが使う資源を減らし、回復不能なハングをしないよう にするためである。これらの変更がEmacsのコマンドを変えることはないが、重 要なので説明する。 ファイル読み書きのために待ち状態にあるEmacsを`C-g'で中断できる。OSがハン グしているシステム・コールに対する割り込みを許すからである(残念ながら、 NFSはこの割り込みを許すように実装されていない)。 バッファをkillすると、今度のEmacsはメモリをOSに返すので、 Emacsプロセス のサイズは減少する。バッファをkillしてできたスペースは、その大きさに関わ らず、他のバッファが再利用できる。Emacsが不要なら、他のプロセスが再利用 する。 Multiple X Windows(Xのマルチウィンドウ) --------------------------------------- Xウィンドウ使用時は、Xレベルのウィンドウを複数作ることができる。各Xウィ ンドウは、1つ以上のEmacsウィンドウを中に持つ"frame"を表示する。各フレー ムはそれぞれ通常ミニバッファであるエコー領域を持つ。(混乱を避けるために、 "ウィンドウ"という言葉はEmacsが実装する分割領域に対して使用し、フレーム について使わないことにする。)フレームを最も簡単に追加するには、`C-x 5'プ リフィクス文字を使う(*Note New Everyday Commands: New Commands.)。 Emacsウィンドウにスクロール・バーがつけられるようになった。 `scroll-bar-mode'コマンドで、スクロール・バーをon/offできる。引数無しな らば、スクロール・バー使用する/しないをトグルする。引数があれば、正の時 に限りスクロール・バーをonにする。このコマンドはこれから作るフレームを含 む、全てのフレームに適用される。(スクロール・バーをフレーム毎に制御した いならば、Lispプログラムを書くこと。) Undo Improvements(アンドゥの向上) --------------------------------- deleteのアンドゥは、delete直前の位置にカーソルを戻すようになった。 Auto Save Improvements(オート・セーブの向上) -------------------------------------------- Emacsはガーベジ・コレクションとオート・セーブを入力待ちの間に行うことで、 タイプ中に発生するのを避けるようにした。タイプを止めた後変数 `auto-save-timeout'が示す秒数を待って、Emacsはオート・セーブと恐らくはガー ベジ・コレクションとを行なう。(実際の時間はバッファのサイズによってもバ ラついてくる。バッファが大きければ長くなる、というのもバッファが大きい程 オート・セーブ自体が長くかかるから)こうして、Emacsはタイプを妨げたり遅ら せたりしないようにする。 Emacs 18では、異常に縮んだバッファを検出するとそのバッファをオート・セー ブせずにウォーニングを表示する。バージョン19では、そのバッファのAuto Saveモードもoffにして、繰り返し同じメッセージを表示しないようにする。も しAuto Saveモードを再度有効に切り替えれば、Emacsはバッファが縮んだことに 構わず再びセーブをするようになる。 Emacs 19の`revert-buffer'は、最新のオート・セーブ・ファイルから復旧する かとは訊いてこない。より多くのアンドゥ情報を保持するように変更したので、 あまり便利では無くなったからだ。 `recover-file'はAuto Saveモードをoffにしなくなった。 File Local Variables -------------------- ファイルがローカル変数をセットできるか否かを制御するユーザ・オプションは、 `enable-local-variables'とEmacs 19では呼び、`inhibit-local-variables'で はない。値`t'はローカル変数リストが許されていることを意味し、`nil'ならば、 無視である。それ以外の値なら、ユーザに確認を取る。  File: antenews-jp, Node: New Facilities, Next: Binding Changes, Prev: Basic Changes, Up: Top New Basic Facilities(新基本機能) ================================ 過去のミニバッファ入力を簡単に取り出せるようになった。ミニバッファにおい て、`M-p'(`previous-history-element')で1つ前のミニバッファ入力を、 `M-n'(`next-history-element')で1つ後の入力を取り出すことができる。 履歴の中を前方或いは後方に検索するコマンドもある。いうなれば、ミニバッファ に正規表現を指定すると、それに一致する履歴要素を検索するものである。 `M-r' (`previous-matching-history-element') がより古い履歴要素を探し、 `M-s' (`next-matching-history-element')がより新しいものを探す。特別な仕 組みにより、これらコマンドは常にミニバッファから引数を読みとる。それを使 おうとした時たとえ既にミニバッファにいても構わない。 Emacs 19のリリース迄には、これらコマンドの正確な動作を変更するかも知れな い。もしかしたら、それまでに入力した文字列で、それに一致するものを探すか も知れない。或いは文字通りの比較を正規表現の代わりに使うかも知れない。或 いは履歴要素の先頭に一致するものだけをとるようにするかもしれない。或いは `C-s'のように入力した文字列で段階的に一致するものを探すかも知れない。我々 が選びたいインタフェースは、便利で柔軟で自然なもので、これら目標は幾分対 立するからである。実際にどのインタフェースが有効であるのかを知りたければ、 `C-h f previous-matching-history-element'とタイプすること。 この履歴機能はミニバッファを使う全てに関して有効だが、異なる入力の種類に 応じて別々の履歴リストがある。例えば、ファイル名のリストがあり、ファイル 名を読む全てのコマンドはそれを使う。`query-replace'のようなコマンドの引 数のリストもある。非常に特化した履歴リストもある。例えば`compile'はそれ をコンパイル関係のコマンドに使う。 Remote File Access ------------------ 特別なファイル名構文によって、他のマシンにあるファイルを参照できる。 /HOST:FILENAME /USER@HOST:FILENAME これを使うと、EmacsはFTPプログラムを使って指定ホストのファイルを読み書き する。これは、ユーザ名即ち名前USERを使ってFTPログ・インする。ときどきパ スワードを訊いてくる。これを使ってHOSTにログ・インする。 Using Flow Control ------------------ フロー・コントロール抜きでは働かない端末或いは接続で、それを簡単に有効に することができるようになった。例えば、VT-100とH19端末でこれをやりたいな らば、次のコードを`.emacs'に入れればいい。 (enable-flow-control-on "vt100" "h19") フロー・コントロールが有効の時には、`C-\'を`C-s'の代わりにタイプし、 `C-^'を`C-q'の代わりにタイプする。 Controlling Backup File Names(バックアップ・ファイル名の制御) ------------------------------------------------------------- Lisp変数`version-control'のデフォルト設定は、環境変数`VERSION_CONTROL'か ら取るようになった。よって、バックアップ・ファイル名の付け方をEmacsと他 のGNUユーティリティとで揃えることができる。  File: antenews-jp, Node: Binding Changes, Next: Changed Commands, Prev: New Facilities, Up: Top Changed Key Bindings(キー・バインドの変更) ========================================== `M-{' `backward-paragraph'に対する新しいキー・シーケンス。古いキー・シー ケンス`M-['は、未定義がデフォルトになる。 変更の理由は、殆どの端末でファンクション・キーが送出するシーケンス との衝突を避けるためである。 `M-}' `forward-paragraph'に対する新しいキー・シーケンス。古いキー・シーケ ンス`M-]'は、未定義がデフォルトになる。 `M-{'に見合うように変更した。 `C-x C-u' `C-x C-l' 2つのコマンド、`C-x C-u' (`upcase-region') と `C-x C-l' (`downcase-region')とは、デフォルトで禁止することにした。これらのキー は、なんらかの際に打たれてしまうことが多く、すぐに気づかない場合、 被害は大きいからである。 `C-x 3' `C-x 3'は`split-window-horizontally'にバインドされ、これは1つのウィ ンドウを並び立つ2つに分割する。かつては`C-x 5'だった。 ``C-x 4 C-o'' このキーでは`display-buffer'を実行し、これは指定のバッファを選択せ ずに別のウィンドウに表示する。 `M-g' `M-g'は未定義にした。かつてはコマンド`fill-region'を実行した。この コマンドは、意図せず間違って実行されることが多かったので。 `C-x a' `C-x n' `C-x r' 3つの新しいプリフィクス・キーが`C-x'コマンド群を もっとシステマチックにするために作られた。 `C-x a'と`C-x n'と`C-x r'とである。 `C-x a'は略語コマンド群に使う。 `C-x n'はナローイング関連コマンド群に使う。 そして、`C-x r'はレジスタと矩形コマンド群に使う。 以下が新しいバインドの詳細。 `C-x a l' `add-mode-abbrev' (以前の `C-x C-a'). `C-x a g' `add-global-abbrev' (以前の `C-x +'). `C-x a i g' `inverse-add-mode-abbrev' (以前の `C-x C-h'). `C-x a i l' `inverse-add-global-abbrev' (以前の `C-x -'). `C-x a e' `expand-abbrev' (以前の `C-x ''). `C-x n n' `narrow-to-region' (以前の `C-x n'). `C-x n p' `narrow-to-page' (以前の `C-x p'). `C-x n w' `widen' (以前の `C-x w'). `C-x r C-SPC' `point-to-register' (以前の `C-x /'). `C-x r SPC' Also `point-to-register' (以前の `C-x /'). `C-x r j' `jump-to-register' (以前の `C-x j'). `C-x r s' `copy-to-register' (以前の `C-x x'). `C-x r i' `insert-register' (以前の `C-x g'). `C-x r r' `copy-rectangle-to-register' (以前の `C-x r'). `C-x r k' `kill-rectangle' (以前はキー・バインドしていない). `C-x r y' `yank-rectangle' (以前はキー・バインドしていない). `C-x r o' `open-rectangle' (以前はキー・バインドしていない). `C-x r f' `frame-configuration-to-register' (新しいコマンド)全フレーム内 の全ウィンドウ状態を保存する。`C-x r j'を使って、この状態を戻 す。 `C-x r w' `window-configuration-to-register' (新しいコマンド)選択したフ レームの全ウィンドウ状態を保存する。`C-x r j'を使って、この状 態を戻す。 旧バインド`C-x /', `C-x j', `C-x x', `C-x g'は、まだ削除していない。 それ以外のここに挙げた旧バインドは削除した。`append-to-buffer'であ る`C-x a'は、プリフィクス・キーとするために、削除した。 `append-to-buffer'は、現在キー・バインドしていない。 `C-x v' `C-x v'は、新たにプリフィクス文字となった。バージョン・コントロール・ コマンド群に使われる。@xref{Version Control}.@refill  File: antenews-jp, Node: Changed Commands, Next: M-x Changes, Prev: Binding Changes, Up: Top Changed Everyday Commands(変更のあった常用コマンド) =================================================== `C-o' フィル・プリフィクスがある場合、コマンド`C-o'は新たに作る行頭にプリ フィクスを挿入する。 `M-^' フィル・プリフィクスがある場合、コマンド`M-^'はdeleteした改行に続く プリフィクスを(もしあれば)deleteする。 `M-z' `M-z' コマンド (`zap-to-char')は、目的の文字を含めてkillするように なった。18版では、目的迄killしたが、目的の文字は含めなかった。 `M-!' コマンド`M-!' (`shell-command')は、ちょうどシェルがそうするように、 指定されたシェル・コマンドが`&'で終わるならば、非同期に実行するよう になった。 `C-x 2' `C-x 2' コマンド (`split-window-vertically')は、スクロールを避ける ために、ポイントを既にカーソルが画面行に載っている方のウィンドウに 持っていこうとする。これが気に入らないのなら、 `split-window-keep-point'を`nil'にセットすればoffにできる。 `C-x s' `C-x s'コマンド(`save-some-buffers')が特定のバッファをセーブするか 否かを訊いてくるときの選択肢が更に増えた。選択肢は、`query-replace' のそれに類似性がある。以下の通り。 `y' このバッファをセーブし、残りのバッファについては訊いてくる `n' このバッファをセーブしないで、残りのバッファについては訊いてく る `!' このバッファ以降全てをセーブし、もう何も訊いてこない。 `ESC' `save-some-buffers'を終了し、もう何も言わない。 `.' このバッファだけをセーブし、`save-some-buffers'を抜けてしまい、 他のバッファについては訊いてこない。 `C-r' 現在訊かれているバッファをViewする。Viewモードを抜けた後、 `save-some-buffers'に戻ってくる。再び質問をしてくる。 `C-h' これら選択肢についてのヘルプ・メッセージを表示する。 `C-x C-v' このコマンド(`find-alternate-file')は、完全な現ファイル名をミニバッ ファに挿入するようになった。些細なタイプ・ミスをした場合に、これが 便利。ポイントは、最後のスラッシュの後ろ、最後のファイル名要素の直 前にあるので、それを完全に置き換えたいのなら、`C-k'を使って直ちに削 除できる。 `C-M-f' 式とリストのコマンド、`C-M-f'のようなものは、Lispモードにおいてコメ ント内の括弧を無視するようになった。  File: antenews-jp, Node: M-x Changes, Next: New Commands, Prev: Changed Commands, Up: Top Changes in Common `M-x' Commands(`M-x'コマンド群に共通する変更) =============================================================== `M-x make-symbolic-link' このコマンドは2番目の引数を展開しないようになった。それで、相対ファ イル名で目的リンクを作ることができるようになった。 `M-x add-change-log-entry' `C-x 4 a' これらコマンドは変更したファイル名や時には関数名も自動的に挿入する ようになった。エントリのグループ化も行う。 `Changes'ファイルをエディットするための特別な主モードができた。フィ ル(字詰め)が便利に働く。グループ化されたエントリの各塊が1段落で、同 一日に同一人によるエントリの集まりが1ページである。 `M-x compare-windows' 前置引数付きなら、`compare-windows'は空白の変化を無視する。変数 `compare-ignore-case'が非-`nil'ならば、大文字/小文字の変化も同様に 無視する。 `M-x view-buffer' `M-x view-file' Viewコマンド群(例えば(`M-x view-buffer' や `M-x view-file')は、最早 リカーシブ・エディットを使わない。代わりに、一時的に別の主モード (Viewモード)に切り替える。これはエディットせずにバッファ中を移動す るのに都合がいいように設計してある。 `M-x manual-entry' `M-x manual-entry'はViewモードを使ってmanページを表示するようになっ た。 `M-x compile' 以前に入力したどの`compile'でも繰り返したいならば、コンパイル・コマ ンドをミニバッファで入力している最中にミニバッファ履歴コマンドを使っ て簡単に行える。 コンパイル実行中には、文字列`Compiling'がモード行に現れる。この文字 列が消えた時、コンパイルは終了している。 コンパイラ・メッセージが出るバッファはCompilationモードにある。この モードではSPCとDELで全画面スクロールし、`M-n' 及び `M-p'で前後のエ ラー・メッセージに移動する。`M-{' と `M-}'も使えて、異なるソース・ ファイルのエラー・メッセージに上がったり下がったりできる。`C-c C-c' を任意のエラー・メッセージ上で使えば、対応するソース・コードを見つ けることができる。 Emacs 19はコンパイラ・メッセージの更に一般的化したパーサを持つ。例 えば、lintのメッセージや、ある種のCコンパイラが出す特殊なエラー・メッ セージ・フォーマットも理解できる。  File: antenews-jp, Node: New Commands, Next: Search Changes, Prev: M-x Changes, Up: Top New Everyday Commands(新しい常用コマンド) ========================================= `C-z' Xウィンドウを使っている場合、`C-z' (`iconify-frame')によって現フレー ムをアイコン化できるようになった。 `C-M-l' `C-M-l' コマンド (`reposition-window')は現ウィンドウを、有意義な情 報が画面に出るように設計されたヒューリスティックな手法でスクロール する。例えば、Lispファイルにおいて、このコマンドは可能ならば現defun の全体が画面に現れるようにする。 `C-M-r' `C-M-r'キーによって、逆方向段階的正規表現検索を行うコマンド `isearch-backward-regexp'が動くようになった。 `C-x 5' プリフィクス・キー`C-x 5'は`C-x 4'とサブコマンド群が対応する類似性 を持たせた。違うのは、`C-x 5'コマンド群は新しいウィンドウだけでなく、 新しいフレームも作ることである。 `C-x 5 C-f' `C-x 5 b' これらの新しいコマンド群は新しいフレーム内の、指定ファイル或いはバッ ファに切り替える(Xウィンドウ使用時)。コマンド名は、 `find-file-other-frame' と `switch-to-buffer-other-frame'である。 `C-x 5 m' 送信用メールを別フレームに出す(`mail-other-frame')。 `C-x 5 .' 別フレームで、タグを見つける(`find-tag-other-frame')。 `C-x 4 r' これは`find-file-read-only-other-window'になった。 arrow keys 矢印キーはそれぞれの方向に移動するバインドをデフォルトで持つように なった。 `C-h C-f' `C-h C-k' これらの新しいヘルプコマンド群はInfoに入り、それぞれ与えられたEmacs の関数名やキー列に対応するノードを表示する。 `M-a' `M-e' Cモードでは、`M-a' と `M-e'で完全なCの文単位で移動できるようになっ た(`c-beginning-of-statement' and `c-end-of-statement')。 `M-q' Cモードにおける`M-q'が、Cのコメントをフィルする`c-fill-paragraph'を 実行するようになった。(実際のCのコードをフィルしたいなんて思わない と仮定している。) `M-x c-up-conditional' Cモードでは、`c-up-conditional'がプリプロセッサ条件式の始めの位置に 戻り、以前のポイントをマークする。 前置引数は繰り返し回数として働く。負の引数で、このコマンドは前方の プリプロセッサ条件式の終わりの位置まで進む。後方に戻る場合、`#elif' は `#if'に続く`#else'の如く働く。前方に進む場合、`#elif'は無視する。 `M-x comment-region' `comment-region'コマンドはコメント区切りをリージョン開始行に追加し て、リージョン全体をコメント化する。負の引数で、リージョンからコメ ント区切りを取り去る。引数無し`comment-region'の逆効果である。 正の引数付きの`comment-region'では、コメント区切りを追加するが、更 にコメント開始文字列の最後の文字が引数で指定した回数だけ並ぶように する。このようにして、コメントが目立つようにする。Lispでは、少なく とも引数の値は2にすること。なぜならセミコロン1つのコメントは、イン デントの決まり上、行頭に来なくなるので。 `M-x super-apropos' このコマンドは`apropos'と似ているが、それが単なる文字列を検索する代 わりに正規表現を検索する点が異なる。 前置引数(値はなんでもいい)付きで`apropos' や `super-apropos'を使っ た場合、シンボル名同様にドキュメント文字列も検索する。前置引数は、 全コマンドのキーバインドについても検索表示を制御する。 `M-x diff' この新しいコマンドは、2つのファイルを比較し、相違をEmacsバッファに 表示する。`diff'プログラムに対するオプションは、`diff-switches'にセッ トした文字列が使われる。 相違を表示するバッファはCompilationモードを主モードとしているので、 `C-x `'で連続して2つの入力ファイルの変更箇所へ飛ぶことができる。あ るいは、特定の変更箇所断片に移動して、`C-c C-c'とタイプすることで対 応する入力ファイルの位置に移動できる。Compilationモードの他の特殊コ マンドも使用できる。SPC と DELで、スクロールし、`M-p' と `M-n'で、 カーソル移動となる。 `M-x diff-backup' コマンド`diff-backup'は、指定ファイルをその最新のバックアップと比較 する。もしバックアップ・ファイル名を指定すれば、`diff-backup'は入力 されたバックアップの元となるファイルとバックアップとを比較する。  File: antenews-jp, Node: Search Changes, Next: Key Index, Prev: New Commands, Up: Top Changes in Incremental Search(段階的検索の変更箇所) =================================================== 段階的検索の変更点で最も重要なのは、RETが検索を終了してしまい、ESCはしな いことである。その他の変更は便利になったが、あえて知る程ではない。 * 段階的検索を終了させる文字は、RETになった。これは、他の殆どの引数の 読みとられ方に合わせるためである。 改行を段階的検索するには、LFD(`C-j'のことでもある)をタイプする。 (この変更は、ある種の実験である。Emacs 19が本当にリリースされる迄に は、元に戻っているかも知れない) * 段階的検索は以前に入力した検索文字列のリングを維持するようになった。 `M-p' と `M-n'とを使えば、リングの中を移動して、検索文字列を再利用 のために取り出すことができる。これらコマンドは選んだリングの要素を ミニバッファに残すので、そこでエディットすることもできる。RETをタイ プすると、エディットが終了し、選んだ文字列の検索が始まる。 * 大文字が検索文字列に含まれていた場合、検索は大文字/小文字を区別する。 * 段階的検索は、主モードとして実現された。`C-s'をタイプすると、一時的 に異なるキーマップに切り替える。それぞれのキーはそこで、段階的検索 にふさわしいものが定義されている。このお陰で、検索の振る舞いをユー ザへの見かけの影響無しに、簡単にカスタマイズできるようになった。  File: antenews-jp, Node: Key Index, Next: Command Index, Prev: Search Changes, Up: Top Key (Character) Index ********************* * Menu: * C-h a (V19): New Commands. 99. * C-h C-f (V19): New Commands. 57. * C-h C-k (V19): New Commands. 57. * C-M-f (V19): Changed Commands. 67. * C-M-l (V19): New Commands. 12. * C-M-r (V19): New Commands. 19. * C-o (V19): Changed Commands. 7. * C-x 2 (V19): Changed Commands. 28. * C-x 3 (V19): Binding Changes. 31. * C-x 4 a (V19): M-x Changes. 14. * C-x 4 C-o (V19): Binding Changes. 36. * C-x 4 r (V19): New Commands. 46. * C-x 5 . (V19): New Commands. 42. * C-x 5 b (V19): New Commands. 32. * C-x 5 C-f (V19): New Commands. 32. * C-x 5 m (V19): New Commands. 38. * C-x 5 (V19): New Commands. 24. * C-x a (V19): Binding Changes. 50. * C-x C-l (V19): Binding Changes. 24. * C-x C-u (V19): Binding Changes. 24. * C-x C-v (V19): Changed Commands. 59. * C-x n (V19): Binding Changes. 50. * C-x r (V19): Binding Changes. 50. * C-x s (V19): Changed Commands. 35. * C-z (V19): New Commands. 7. * M-} (V19): Binding Changes. 15. * M-{ (V19): Binding Changes. 7. * M-^ (V19): Changed Commands. 12. * M-! (V19): Changed Commands. 22. * M-a (C mode in V19): New Commands. 64. * M-e (C mode in V19): New Commands. 64. * M-g (V19): Binding Changes. 41. * M-n (V19): New Facilities. 5. * M-p (V19): New Facilities. 5. * M-q (C mode in V19): New Commands. 69. * M-r (V19): New Facilities. 9. * M-s (V19): New Facilities. 9. * M-z (V19): Changed Commands. 17.  File: antenews-jp, Node: Command Index, Next: Variable Index, Prev: Key Index, Up: Top Command and Function Index ************************** * Menu: * add-change-log-entry (V19): M-x Changes. 14. * apropros (V19): New Commands. 99. * c-beginning-of-statement (V19): New Commands. 64. * c-end-of-statement (V19): New Commands. 64. * c-fill-paragraph (V19): New Commands. 69. * comment-region (V19): New Commands. 84. * compare-windows (V19): M-x Changes. 23. * compile (V19): M-x Changes. 43. * c-up-conditional (V19): New Commands. 75. * diff (V19): New Commands. 105. * diff-backup (V19): New Commands. 118. * display-buffer (V19): Binding Changes. 36. * enable-flow-control-on (V19): New Facilities. 54. * find-file-other-frame (V19): New Commands. 32. * find-file-read-only-other-window (V19): New Commands. 46. * find-tag-other-frame (V19): New Commands. 42. * iconify-frame (V19): New Commands. 7. * isearch (V19): Search Changes. 8. * isearch-backward-regexp (V19): New Commands. 19. * mail-other-frame (V19): New Commands. 38. * make-symbolic-link (V19): M-x Changes. 7. * manual-entry (V19): M-x Changes. 38. * next-history-element (V19): New Facilities. 5. * next-matching-history-element (V19): New Facilities. 9. * previous-history-element (V19): New Facilities. 5. * previous-matching-history-element (V19): New Facilities. 9. * reposition-window (V19): New Commands. 12. * revert-buffer (V19): Basic Changes. 60. * scroll-bar-mode (V19): Basic Changes. 29. * super-apropos (V19): New Commands. 96. * switch-to-buffer-other-frame (V19): New Commands. 32. * view-buffer (V19): M-x Changes. 31. * view-file (V19): M-x Changes. 31.  File: antenews-jp, Node: Variable Index, Next: Concept Index, Prev: Command Index, Up: Top Variable Index ************** * Menu: * auto-save-timeout (V19): Basic Changes. 46. * diff-switches (V19): New Commands. 105. * enable-local-variables (V19): Basic Changes. 70. * inhibit-local-variables (V19): Basic Changes. 70. * split-window-keep-point (V19): Changed Commands. 28. * VERSION_CONTROL: New Facilities. 63. * version-control (V19): New Facilities. 63.  File: antenews-jp, Node: Concept Index, Prev: Variable Index, Up: Top Concept Index ************* * Menu: * arrow keys: New Commands. 50. * flow control in V19: New Facilities. 49. * ftp: New Facilities. 35. * history, in minibuffer: New Facilities. 5. * Incremental search in V19: Search Changes. 8. * minibuffer history: New Facilities. 5. * remote file access: New Facilities. 35. * xon-xoff in V19: New Facilities. 49.  Tag table: Node: Top162 Node: Basic Changes2566 Node: New Facilities6951 Node: Binding Changes10668 Node: Changed Commands14920 Node: M-x Changes17966 Node: New Commands20880 Node: Search Changes26146 Node: Key Index28011 Node: Command Index30429 Node: Variable Index32564 Node: Concept Index33120  End tag table